細井研究室

立命館大学

立命館大学:映像学部

立命館大学:政策科学部

 

IGDA Japan

DIGRA

 

マルチメディア学がわかる
アエラムック、朝日新聞社、1995年

本書は6年前に発行され、AERA Mookシリーズとして今年2001年に第3刷が発行された。マルチメディアの様々なシーンを“インターネット”“文化”“インタラクティブ(相互作用)”“コミュニケーション”というキーワードに触れながら描いている。6年前ということもあり、1995年と現在との比較で見えてくるものもあり、ゲームをマルチメディアという側面から捉えるには、お薦めの本である。アトムの表紙を目印に、是非一度手に取ってご覧になってはいかがでしょうか。

 

 

・ 人類の明日をどう描くか
(スタンフォード、ジョージタウン両大学教授、水野博之氏)

・マルチメディア学への25のアプローチ
マルチメディアへの関わり方が百人百様になっていくなか、マルチメディアについて何をしているのかあるいは何を考えているのか、思い描く社会像、いま書けている議論を先駆者25人に聞いた内容が書かれている。(referenceでも取り上げました「知の編集工学」の松岡正剛氏、「電子遊戯時代/テレビゲームの現在」の桝山寛氏、他)

・ 新たな電子情報社会の幕開け
(慶應義塾大学環境情報学部教授、有澤誠氏、他)

・ 疾走するアメリカ
情報革命が始まったアメリカの姿について描かれている。電子ネットワーク社会を中心にまとめられている。(東京大学社会情報研究所助教授、須藤修氏、他)

・ 閉じた国日本に明日はあるか
教育界が相互学習作用、テレビゲームという要素を通してマルチメディアへの関心が高まってきていた。しかし、教育界ではマルチメディアの浸透にばらつきがある。このような状況をふまえ、21世紀に向けた提言が書かれている。マルチメディアの現状やコミュニケーションに関しても書かれている。(朝日新聞編集委員 原淳二郎氏、他)

・ マルチメディア化するキャンパス

・ デジタル革命という両刃の剣をどう使いこなすか <対談形式>
(島メディアネットワーク 島桂次氏、放送教育センター助教授 浜野保樹氏、アエラ編集長 蜷川真夫氏)

 

 

 

(文責:奥村 明子)

 

 

 

 

 

 

 

Return to References

 

 

 

 

Copyright(c)1998-2008 Game Archive Project,All rights reserve